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「このドラマ、通勤中に見たいだけなんだけどな」
FOD(フジテレビオンデマンド)で画面録画を試して、ここに辿り着いた人がほとんどだと思います。
先に結論を書きます。
- FODの画面録画は、スマホでもパソコンでもできません(2026年7月に実機で確認)
- できないのは仕様。DRMという著作権保護の仕組みで画面が真っ黒になります
- オフラインで見たいなら、FOD公式のダウンロード機能を使うのが唯一の正解
- ただしFODのダウンロードは48時間・25本・2台まで。ここが合わないなら他社を検討する価値あり
この記事では、実際に試して分かった「録画するとどうなるか」と、公式ダウンロードの仕様、そして他社と比べて本当に厳しいのかを、公式ヘルプの記載を全部当たって整理しました。
FODを画面録画するとどうなる?iPhone・Android・パソコンで全部試した
結論から言うと、どの端末でも録画できません。ただし「できない」の中身が端末ごとに違うので、順番に見ていきます。
iPhone:「画面の録画を検知しました」で止まる
iPhoneには標準で画面収録機能があります。コントロールセンターから一発で録画できるアレです。

FODの動画を再生した状態で押すと、こうなります。
- 画面の録画を検知しました
- 録画を検知しました
再生そのものが止まります。バレるとかバレないの話ではなく、システム側で自動的にブロックされるんです。
DU Recorder、ApowerRECといった外部アプリも試しましたが、画面が暗くなって録画できませんでした。脱獄が必要なアプリも多く、そこまでやる価値はありません。
Android:エラーが出るか、画面が固まる
Androidは画面録画アプリが豊富です。ただ、FODに対しては全滅でした。
- AZ スクリーンレコーダー
- DU Recorder
- RECスクリーンレコーダー
- Mobizenスクリーンレコーダー
4つともエラーが表示されるか、画面が固まって先に進みません。Androidで FODの画面録画をする方法は、現状ありません。
パソコン(Mac):2026年は画面が真っ黒になる
ここが一番大事なところです。
以前のこの記事では「MacのQuickTime Playerで録画すれば検知されない」と書いていました。2020年の検証時点では、たしかにそうだったんです。
2026年7月に同じ手順をやり直したところ、画面が真っ黒に録画されました。
ムビMAX
「PCなら録画できる」と書いている記事はまだ大量にありますが、情報が古いです。この数年でDRMの仕組みが強化されて、標準の画面収録機能では映像が取れなくなりました。
なぜ真っ黒になるのか|DRMという仕組み
FODの動画にはDRM(デジタル著作権管理)がかかっています。Appleの端末ならFairPlay、Chromeなど他のブラウザではWidevineという仕組みです。
DRMがやっているのは、ざっくり言うとこういうことです。
- 映像の復号処理を、OSやGPUの保護された領域の中だけで行う
- その領域の中身は、画面録画ソフトからは見えない
- 結果、録画ファイルには音声だけが入り、映像は真っ黒になる
つまり「検知されて止められている」のではなく、そもそも映像データに手が届いていないわけです。設定を変えれば直る、という類の話ではありません。
FODの画面録画はバレる?違法になる?
ここも気になるところだと思うので、はっきりさせておきます。
利用規約では明確に禁止されている
方法の如何を問わず、本サービス若しくは本コンテンツの全部又は一部を複製、保存、保管、配信、アップロード、当社が定めた方法以外で利用する行為
発覚した場合は利用制限・停止、強制退会、損害賠償の可能性があると明記されています。
「バレるかどうか」より前に、そもそも録画できない
「バレなければいいのでは」と思うかもしれませんが、順番が逆です。上で見たとおり、iPhoneは再生が止まり、Androidはエラー、Macは真っ黒。バレる以前に成立しません。
唯一「バレる」が現実的に問題になるのは、録画した動画をSNSにアップした場合です。これは規約違反どころか著作権侵害なので、絶対にやめてください。
専用の録画ソフトを紹介しない理由
「専用ソフトを使えばFODを録画できる」という記事を見たことがあるかもしれません。検索上位はほぼそういう記事です。
このサイトでは紹介しません。理由は2つあります。
- DRMを回避する行為は、著作権法30条1項2号で私的複製の例外から外されています。「自分で見るだけ」でも適法にはなりません
- それらの記事を書いているのは、ほぼ全部その録画ソフトを売っている会社です。中立な比較ではありません
ムビMAX
FOD公式のダウンロード機能の使い方【これが正解】
録画がダメでも、オフライン視聴という目的なら公式機能で達成できます。むしろこっちが本命です。
使えるのはスタンダードコースとポイントMAXコースだけ
最初に引っかかりやすいのがここ。広告付きライトコースではダウンロード機能そのものが使えません。「ボタンが出てこない」という場合は、まずコースを確認してください。
ダウンロードの手順
ダウンロードはスマホ・タブレットのアプリ専用です。ブラウザやパソコンからはできません。
Wi-Fiのあるうちに落としておけば、電波のない場所でも通信量ゼロで見られます。
ダウンロードできる作品・本数・期限
公式ヘルプに書かれている条件を整理しました。
| 項目 | FODの仕様 |
| 対象作品 | FODプレミアム対象作品と購入済みレンタル作品のみ。広告付きの無料配信(見逃し無料)は不可 |
| 本数 | 全端末の合計で25本まで(うち映画は15本以内) |
| 視聴期限 | ダウンロード完了から最大48時間 |
| 台数 | 1アカウントにつき2デバイスまで |
| 再ダウンロード | 期限切れ後も再取得可。ただし一部作品は年2回まで |
出典:FOD公式ヘルプ「ダウンロードできる作品数に制限はありますか?」「ダウンロードした作品はいつまで視聴できますか?」「1つのアカウントにつき、何台のデバイスでダウンロード機能を利用できますか?」(2026年7月確認)
注意したいのが48時間。旅行前にまとめて落としても、現地に着く頃には期限切れということが起こります。期限が切れたら再ダウンロードすれば復活しますが、それには通信が必要です。
FODのダウンロードは厳しい?U-NEXT・DMM TVと実測比較
「FODは制限が多いから他社に乗り換えよう」という記事をよく見ます。実際どうなのか、3社の公式ヘルプを全部当たって並べました。
| 項目 | FOD | U-NEXT | DMM TV |
| 本数 | 25本 | 25本 | 記載なし |
| 視聴期限 | 48時間 | 48時間 | 契約期間中 |
| 台数 | 2台 | 1台 | 記載なし |
| プラン | 上位のみ | 制限なし | 制限なし |
各社公式ヘルプの記載より(2026年7月確認)。ダウンロードはいずれもスマホ・タブレットアプリ専用で、パソコンには対応していません。「記載なし」は公式ヘルプに上限の記載が見つからなかったという意味で、無制限という意味ではありません。
結論:ダウンロードの制限は、どこもだいたい同じ
並べてみると分かりますが、25本・48時間はほぼ業界標準です。しかも台数はFODが2台、U-NEXTは1台。この項目だけならFODのほうが上です。
つまり「FODのダウンロードは制限が多いから乗り換えろ」というのは、事実としては正しくありません。ここは正直に書いておきます。
じゃあ何が違うのか|DMM TVだけ上限を公表していない
差が出るのは1社だけでした。
DMM TVは公式ヘルプにダウンロード本数と台数の上限が書かれておらず、見放題作品はDMMプレミアムに登録している間ずっと視聴できると明記されています。48時間で切れる仕組みではありません。
オフライン再生には端末内のライセンス認証が使われていて、一定期間ごとにネット接続での再認証が必要になります。とはいえ、48時間ごとに落とし直す運用と比べれば圧倒的にラクです。
- 月額550円(税込)。動画配信では最安クラス
- 配信作品は22万本以上(2026年7月時点・見放題+レンタル含む)。アニメ・特撮・2.5次元舞台に強い
- ダウンロードの本数・台数の上限が公表されていない
- 見放題作品は契約期間中ずっとオフラインで見られる
- 初回14日間無料+550ptプレゼント
「オフラインで見たい」が目的なら、48時間と戦い続けるより、こちらのほうが目的に合っています。
作品数と付加機能で選ぶならU-NEXT
ダウンロードの条件はFODとほぼ同じですが、U-NEXTは見放題作品数と雑誌・漫画の読み放題が付いてくるのが強みです。ダウンロード台数が1台なので、家族で分けて使う用途には向きません。
無料期間中の解約で月額料金は一切かかりません。
他社のダウンロード機能をまとめて見比べたい方は、VODでオフライン再生できる?ダウンロード機能のある動画配信サービスもどうぞ。
FODの録画・保存でよくある質問
FODをテレビに映して録画できる?
できません。FODをテレビで見る方法(Fire TV Stick、Chromecast、スマートテレビのアプリなど)はいくつかありますが、そこからブルーレイレコーダーやキャプチャー機器に録画することはできないと考えてください。
HDMIで出力される映像にはHDCPという保護がかかっていて、間にキャプチャー機器を挟むと映像が出なくなります。仮に何らかの方法で記録できたとしても、利用規約の禁止行為に当たります。
「テレビで放送されたドラマなんだから録画できるはず」と思いがちですが、FODで配信されているのは放送ではなく配信です。地上波の放送をレコーダーで録画するのとは扱いが違います。
スクリーンショットは撮れる?
動画の再生画面では撮れません。撮れたように見えても、保存された画像を開くと該当部分だけ真っ黒になっています。動画の録画と同じDRMの仕組みが働いているためです。
作品ページやあらすじの画面など、動画プレイヤー以外の部分は普通にスクショできます。
フジテレビONE・TWO・NEXTも録画できない?
同じです。FODでストリーミング配信されているフジテレビONE・TWO・NEXTも、スマホ・パソコンともに録画できません。
これらのチャンネルはスカパー!などで契約すれば放送として視聴でき、その場合は自宅のレコーダーで録画できます。「どうしても手元に残したい」のであれば、配信ではなく放送で契約するのが正規のルートです。
ダウンロードした作品が消えてしまったのはなぜ?
いちばん多いのが48時間の視聴期限切れです。期限が切れたエピソードにはマークが表示され、押すと再ダウンロードされて期限が更新されます。
それ以外だと、アプリのログアウト、アプリの削除、配信期間そのものの終了が原因です。なおダウンロード作品を残したままFODアプリをアンインストールすると、本数のカウントが正しく戻らないという注意書きが公式ヘルプにあります。この場合はWebサイトの「ダウンロード管理」から対象デバイスを削除してください。
まとめ:FODの録画は諦めて、ダウンロードの使い方を覚えるほうが早い
この記事の要点です。
- FODの画面録画はiPhone・Android・パソコンのすべてで不可。2026年7月時点でMacも真っ黒になる
- 原因はDRM。設定でどうにかなるものではない
- 利用規約でも明確に禁止されている
- オフラインで見たいなら公式ダウンロード。ただしスタンダード以上のコースが必要
- FODのダウンロードは25本・48時間・2台。これは他社と比べて特に厳しいわけではない
- 48時間の期限が生活に合わないなら、上限を公表していないDMM TVが現実的な選択肢
録画の裏技を探して何時間も溶かすより、公式機能の条件を把握して使い分けるほうが、結局いちばん早いです。
※DMM TVの配信数・料金は2026年7月時点の公式数値です。最新の配信・キャンペーン状況はDMM TV公式サイトにてご確認ください。

